2025.5/18
口の渇きへの対策
口腔乾燥症とは?
「口が乾いてつらい」「ねばつく」「飲み込みにくい」などの症状がある方は、**口腔乾燥症(こうくうかんそうしょう)**という状態かもしれません。これは、唾液の量が減ったり、唾液の質が変わることで、口の中が乾燥してしまう状態です。
なぜ起こるの?
口腔乾燥にはいくつかの原因があります:
- お薬の副作用:血圧の薬やアレルギー薬、精神的な症状のお薬などが原因になることがあります。
- 加齢:年齢とともに、唾液が出にくくなる方もいます。
- 病気の影響:糖尿病やシェーグレン症候群などの病気が関係している場合もあります。
- ストレスや口呼吸:日常の習慣や体調も関係していることがあります。
どんな影響があるの?
唾液が少なくなると、次のようなことが起きやすくなります:
- 食べ物が飲み込みづらくなる
- 舌や粘膜がヒリヒリしたり痛む
- 口臭が出やすくなる
- 虫歯や歯周病のリスクが高まる
- 義歯(入れ歯)が安定しにくくなる
どんな対策があるの?
今すぐできるケアから、医療的な対応まであります。
ご自宅でできること
- こまめな水分補給:少しずつ、こまめに水を飲みましょう
- 唾液を増やす工夫:無糖のガムや飴を使うのも効果的です
- お部屋の加湿:空気が乾燥すると症状が悪化しやすいです
- 口の中のケア:舌の掃除やマウスウォッシュで清潔を保ちましょう
歯科でできること
- 唾液の出方をチェック
- 必要に応じて、唾液腺マッサージや保湿ジェル・スプレーのご紹介
- 原因となっている薬の情報を、かかりつけ医と共有して対応することもあります
一言アドバイス
「口が乾くのは、年のせい」だけで済ませてしまうと、口の中のトラブルが増えてしまう可能性があります。つらさや不安がある場合は、我慢せずにお気軽にご相談くださいね
【口の乾きが気になるあなたへ】
〜口腔乾燥症をご存じですか?〜
口腔乾燥症ってなに?
「口の中が乾く」「ねばねばする」「話しにくい」「飲み込みづらい」…
そんな症状がある方は、**口腔乾燥症(ドライマウス)**かもしれません。
これは、唾液の量が減ったり、唾液がうまく働かなくなることで起こる状態です。年齢やお薬、病気、ストレスなどが原因で起きることがあります。
どうしてなるの?
お薬の影響
血圧の薬、アレルギー薬、精神のお薬などが原因になることがあります。
加齢による変化
年齢とともに唾液が出にくくなる方もいます。
病気が関係していることも
糖尿病やシェーグレン症候群など、体の病気と関係している場合があります。
ストレスや口呼吸
生活習慣や心の状態も影響することがあります。
よくある症状
口が乾いて話しづらい
食事がしにくい、飲み込みづらい
口臭が気になる
舌や口の中がヒリヒリする
虫歯や歯周病になりやすい
対処法いろいろ
こまめに水分補給
乾きを感じる前に、少しずつ水を飲みましょう。
唾液を出す工夫を
無糖ガムや飴でお口を刺激すると唾液が出やすくなります。
リラックスを大切に
ストレスも乾燥の原因に。深呼吸や軽い運動もおすすめです。
湿度を保つ
お部屋が乾燥していると口も乾きやすくなります。加湿器を使いましょう。
お口のケアをしっかり
舌や口の中を清潔に保つことで、トラブルを予防できます。
歯科でできること
唾液のチェック
口腔ケアのアドバイス
保湿ジェルやスプレーのご案内
お薬の影響について医師と連携することも可能です
最後に…
「年のせいだから仕方ない…」とあきらめないでください。
口の乾きは放っておくと、虫歯や歯周病、口臭などの原因にもなります。
少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談くださいね!