2026.1/18

「治す」だけで終わらせない歯科治療について

歯が痛い、しみる、詰め物が取れた。
歯科医院を受診される理由は、人それぞれですが、
多くの方は「とにかく早く治したい」と思われると思います。

もちろん、私たちは
今ある痛みや不安を早く解決することを大切にしています。
ただ、それと同じくらい大切にしている考え方があります。

それは、
「どうしてこうなったのか」
「これからどうすれば繰り返さずにすむのか」

を一緒に考えることです。


治療と予防は、別のものではありません

「治療が終わったら、あとは予防」
そう思われている方も多いかもしれません。

ですが実際には、
治療と予防はきっぱり分かれているものではありません。

私たちは、
治療こそが予防のスタートだと考えています。

今の症状を治すだけで終わってしまうと、
原因が残ったままになり、
同じトラブルを繰り返してしまうことがあるからです。


初めての受診で大切にしていること

初診では、まず
「今、一番困っていること」をしっかりお聞きします。

必要があれば、
その日のうちに応急的な処置を行い、
痛みや不安を和らげます。

同時に、
・むし歯や歯ぐきの状態
・かみ合わせ
・日々のお手入れの様子

などを確認し、
お口全体の状態を把握していきます。


2つのゴールを一緒に考えます

当院では、治療を進める際に
次の2つのゴールをお伝えしています。

  • 短い目標
     今の痛みや困りごとを解決すること
  • 長い目標
     できるだけ歯を長持ちさせること

どちらか一方ではなく、
両方を大切にする治療を心がけています。


無理のない形で「原因」を減らす

治療中は、
症状を改善しながら、
少しずつ原因を減らしていきます。

例えば、
磨きにくいところの確認や、
負担がかかっている部分の調整などです。

「全部完璧にしましょう」ではなく、
続けられることを一緒に探すことを大切にしています。


メインテナンスは“管理”ではありません

治療が終わったあとも、
3〜6か月ごとに状態を確認していきます。

私たちが考えるメインテナンスは、
「管理されるもの」ではなく、
歯を守るためのサポートです。

歯科医師だけでなく、
歯科衛生士やスタッフも一緒に関わりながら、
お口の状態を見守っていきます。


最後に

歯の治療は、
「悪くなったところを直す」だけでは終わりません。

治すことは、守ることの始まり。

ソアビル歯科では、
その場しのぎではなく、
これから先の安心につながる歯科医療を
患者さんと一緒に考えていきたいと思っています。