一生自分の歯で噛める未来のために、今できること
こんにちは、ソアビル歯科医院です。
皆さんは、「歯を失う原因の多くは防げる」ということをご存知でしょうか?
年齢を重ねると「歯は失って当たり前」と思われがちですが、実はそうではありません。
予防と意識の持ち方で、歯を守り続けることは十分に可能です。
🦷 なぜ歯は失われるの?
厚生労働省の調査によると、歯を失う主な原因は以下のとおりです。
原因 | 割合 |
---|---|
歯周病 | 約40% |
虫歯 | 約30% |
破折(歯の根が割れる) | 約20% |
その他(外傷・矯正など) | 約10% |
特に注目したいのが歯周病と虫歯。
どちらも「予防ができる病気」なのです。
✅ 歯を守るために今日からできること
① 毎日の丁寧な歯磨き
- 正しいブラッシング方法を知っていますか?
- 歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシも併用しましょう。
- 歯科医院でプロに磨き残しのチェックをしてもらうことも大切です。
② 定期的なメンテナンス(プロケア)
- 目に見えない汚れ(バイオフィルム)を専用の器具で除去
- 歯石の除去や、初期虫歯のチェックもできます
- 3〜6ヶ月に一度のペースが理想です
③ 噛み合わせや力のコントロール
- 噛み合わせのバランスが悪いと特定の歯に過剰な負担がかかり、破折の原因に
- **食いしばりや歯ぎしり(TCH)**も大きなリスク
- 必要に応じてナイトガードの使用もおすすめです
④ 食生活と生活習慣の見直し
- 甘い物や間食の回数が多いと、虫歯のリスクが増加
- 喫煙は歯周病を悪化させる最大のリスク因子
- 栄養バランスも口腔健康に直結しています
⑤ 定期検診と早期治療
- 痛くなる前に見つけるのが、一番の「歯を守る方法」
- 初期段階なら削らずにすむことも多いのです
- 小さな変化を見逃さない、かかりつけの存在が重要です
🧩 歯は、身体の健康と密接に関わっています
- 歯を失うと、噛む力が低下し、栄養の偏りや消化不良を招きます
- 口腔機能の低下は、認知症や転倒リスクの上昇とも関連
- 「噛む」ことは、脳への刺激や表情筋の維持にもつながっています
つまり、歯を守ることは、全身の健康を守ることなのです。
🌿 まとめ|未来の自分のために
歯を失ってから治療を始めるより、失わないための行動を早くから始める方が
ずっとシンプルで、負担も少なく、コストも抑えられます。
私たちソアビル歯科医院は、
「できる限り自分の歯を守ること」を第一に考えた治療とサポートを行っています。
ぜひ、定期検診やカウンセリングを活用しながら、
一緒に“歯を失わない人生”を目指していきましょう!