2026.2/28

映画『ほどなく、お別れです』に学ぶ、プロとしての「送り方」と「寄り添い方」

映画『ほどなく、お別れです』に学ぶ、プロとしての「送り方」と「寄り添い方」

金曜日の診療終了後、娘と一緒に西新井のアリオで映画を観てきました。 鑑賞したのは、今をときめくSnow Manの目黒蓮さん主演作、『ほどなく、お別れです』

日比谷線の中目黒行きに乗るたびに彼のことを思い出してしまいそうですが(笑)、作品自体も非常に心に響く、涙なしでは見られない感動作でした。

豪華キャストが織りなす「お別れ」の物語

主演の目黒蓮さんをはじめ、浜辺美波さん、そして脇を固めるキャスト陣も豪華。 夏木マリさんの圧倒的な存在感(一瞬、土屋アンナさんかと思うほどのバイタリティ!)や、物語に溶け込む永作博美さんの絶妙な演技など、非常に見応えがありました。

物語の軸となるのは、数々のお葬式を通じた「お別れ」のエピソードです。

「美しい仕事」とは何か?

目黒蓮さん演じる葬儀プランナーの漆原さんは、何よりも「残された遺族にとって何が大事か」を第一に考えます。 そのプロ意識は凄まじく、社長からも彼の仕切る葬儀は「美しい」と絶賛されるほど。

この**「相手のことを第一に想い、納得のいく形を追求する」**という姿勢は、我々医療従事者の仕事とも強くリンクする部分があり、非常に背筋が伸びる思いでした。

故人の想いを知るということ

今回の重要なポイントは、浜辺美波さん演じる清水さんの存在です。 彼女には「亡くなった人と会話ができる」という特殊能力があり、故人がどんな思いで旅立っていったのかを代弁します。

  • どんな想いで天に召されたのか
  • 最後に何を伝えたかったのか

それを知ることで、遺族は初めて本当の意味で区切りをつけ、お別れをすることができる。 「死後に知る真実」が、遺族の救いになっていくストーリーには、思わず涙が溢れました。

今、この瞬間を大切にする

この映画を通じて受け取ったメッセージは、 「大事な人とは、生前にできる限り対話をし、分かち合い、後悔のない人生を送ってほしい」 という切実な願いです。

「いつか」ではなく「今」、想いを伝えることの大切さ。 カリスマ的なプロ意識を見せてくれた漆原さんのように、私も日々の仕事の中で、目の前の方の想いに寄り添い続けていきたいと思います。

心から、お勧めできる一作です。