2024.1/9

顔・体・バランスケア〜お口の健康を守るために〜

歯の交換期には、こんな相談が増えます。

下の前歯が後ろから生えてきた。

乳歯がぐらぐらしてないのに、永久歯が生えてきた!

永久歯は、6歳くらいから12〜13歳くらいの間に順番に生えてきます。

下の前歯は、6歳臼歯の生えてくる同じようなタイミングで生えてきます。

多くは、乳歯の後ろから生えてくることが多く

成長の中で舌の力に押されて前に出てきます。

歯並びを心配される親御さんも多いのですが、、、

この状況ではまだ心配する必要はありません。

かえって、聞き入れてくれる分

改善する可能性が高いと言えるかもしれません。

しかし、

乳歯の大きさよりも、永久歯の大きさの方が断然大きく

このままのスペースでは到底生えてくることができません・・・

顎の成長と共に、スペースが確保され

段々と並んできます。

ここで問題となってくるのが

歯並びを悪くする要素です。

顎口腔の発達・成長に関係し

歯並びを決定づけるものには、

1、先天性・・・遺伝によるもの

2、後天性・・・生活習慣、咀嚼、口腔周囲筋、よくない・良い機能的な要素、歯科治療

が挙げられます。

口呼吸を改善し、鼻呼吸に切り替える

、よく噛んで食べる、

姿勢を正す、

昔ながらの規律を持って、

正しい食習慣と生活スタイルが最も良いと言えるのかもしれません。

とは、言っても

なかなか生活スタイルを変えるのは難しいから

まずは、歯並びに気になったときは

歯科を受診し、今の現状の確認、生活問診の聞き取りを行い

心配事を一旦相談し

現状の把握をすることが大切かもしれませんね。